神を二段階超えた東方神起ユノ
8月17日、18日に日産スタジアムで行われた東方神起のライブに行ってきました。
チャンミンへの歪んだ愛については先日記しましたが、とにかくユノがすごかったです。
17日、一番高いところから客席を見下ろした時の感慨深げなユノの表情が忘れられません。大学の講堂や地方の遊園地でドサ回りしてた頃を思い出してたのかもしれません。
チャンミンは毎回テンションに波があって、それが楽しくもありますが、
ユノはいつでも常に自分の全力を出し切ってくれます。
18日は、17日と比べると少し踊りにキレが無く、疲れてるのかな?と一瞬思いましたが、カメラ目線の時はニコニコしたり、ドヤ顔したりと表情から疲れは読み取れませんでした。
最後のアンコールの時、somebody to loveでは、日産のフィールドを囲んだ長い花道を全力疾走したり、高くジャンプしながらタオル振り回したりと、とにかくよくそんな体力が最後まであるなと思いながら見てました。
私は花道のすぐ横の席で、全力疾走するユノを間近で見て、照明でまぶしかったんですが、私にはユノ自身が光ってるように見えました。
一緒に行った人も、「マリオがスター取った時みたいだったね」と言ってました。
でも、ユノはやっぱりかなり疲れてたらしく、Twitter見ててビックリしました。
アンコールのMC後、一人ずつはける時。昨日は立ってスタッフさんと準備してたユノ。でも今日は、階段降り終わったくらいでいきなりストンッ消えて倒れこんだように見えて、スタッフさんも駆け寄ってて...その瞬間からユノの姿は見えなかったから、実際には何が起こったのか分からなくて不安で。
— モク (@mokuknow) 2013年8月18日
↑この方とは別の知り合いにもその場面でユノが前のめりで倒れそうになって、しゃがまされてたっていう情報を聞いたので、本当にユノは限界だったんだと思います。
その倒れそうになっていた後のsomebody to loveでの全力疾走って、本当にスター取った状態だったのかとハッとしました。
スターが何かというと、ファンの私が言うのもなんだけど、ユノの言葉を借りればファンのパワーで…。
正直、かなり好きな芸能人だったとしてもファンのパワーで走れました!とか言われても、嘘つけって思うタイプの、他人を信用しない人間なんですが、本当にユノの言葉は信じたくなってしまうし、本当にそう思ってるように見えます。
何と言っても結局2人は外国人だし、ダブルアンコールで出てきても「楽しかった」「幸せでした」ってそれさっきも言うたやん!っていうコメントしか出てきません。特にユノは…。
でも文字通り表情が2人の感情を言葉以上に表していて、むしろ2人が外国人だからこそ、自分に都合のいい幸せな勘違いも含め、ファンの感動に広がりが出てくるんだろうなと思います。
自分の状態を省みずに全力で楽しませようとしてくれる真摯さ、そして何よりパフォーマンスの質の高さ。特にユノ(とチャンミン)は体格にも恵まれていて、天は彼らに何かを託すために抜群のスタイルを与えたのではないかと思います。本当に神が起きる…というか神そのものでした。
普段、同僚とムカつく上司のキモい言動を社内メッセツールで晒して馬鹿にしたり、受験の失敗でその大学の卒業生と現役生は全員死ねと不合格以来10年間未だに嫉妬し続けていたりと、性格が屈折してしまっている私ですら、ユノを見ているとこんなに私たちを大切にしてくれて、こんなクズみたいな人間からパワーをもらってるだなんて、ユノに悪いから、正しい心を持って生きていこうという気にさせられます。
ユノはもうただのアイドルではなく、社会的使命すら背負っていると言えます。
「前田敦子はキリストを超えた 」という新書がありましたが、あっちゃんはかつてユノペンを自称していましたから、ユノはキリストを超えた前田敦子を更に超えたと言っていいのではないでしょうか。